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ごあいさつ

来年2020年、武蔵野合唱団は創立 65 周年を迎えます。
まずはこれまで私たちをご指導くださった先生方、団の歴史を築いてくださった諸先輩方、多方面から活動を支えてくださった関係者の皆様、会場へ足を運び私たちの音楽へ耳を傾けてくださったお客様、すべての方に感謝を捧げます。

武蔵野合唱団は 1955 年に武蔵野市緑町の自治会サークルとして発足しました。
それが昭和・平成を経て、現在のような大きな合唱団に成長することが出来たのは、世界的な指揮者である小林研一郎先生に50年以上に亘ってご指導いただく幸運に恵まれたこと、そして何より私たち自身が常に「次代を育て時代を創る」という夢をもち続けたからに他ならないと考えています。

武蔵野合唱団の歴史を振り返ると、柱となる3つの活動があります。
① よりスケールの大きな音楽を目指す。
一合唱団に留まらず国内外のオーケストラと共演し、活動の幅を広げるべく国内外への演奏旅行を度々行ってきました。特に計4回行ったハンガリー演奏旅行や、2014年に開催したスイス・ロマンド管弦楽団を招聘しての定期演奏会は特筆される演奏会です。
② 若い音楽家をフィーチャーする。
今後活躍が期待される指揮者、ソリスト、ピアニストとの共演や、作曲家への委嘱を通して、これから世に羽ばたいていっていただく、きっかけ作りをしてきました。現在ご指導いただいている山田和樹先生や松井慶太先生も、こうした活動の中から縁が生まれました。
③ 団内で音楽家を育て、世に輩出する。
合唱団員として入団した団員の中から、ソリスト・ピアニストとして成長し、次代を担う音楽家が育ってきました。中には活動の拠点を海外へと移し、ご活躍されている先生もいらっしゃいます。

こうした活動が評価され、2017年には東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会より<東京2020文化オリンピアード参画プログラム>の登録団体として、認定されました。

そして今年2019年は、武蔵野合唱団が長きに亘って交流を続けてきたハンガリーと日本の外交関係設立150周年記念の年です。
ハンガリーには小林先生がブダペスト国際指揮者コンクールで優勝された翌々年である1977年を皮切りに計4回、演奏旅行に訪れました。またハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団や国立合唱団が来日した際の交歓会や親善演奏会開催は10回を数えます。
そこで来年2020年、これらを記念して小林研一郎先生と共に、第5回ハンガリー演奏旅行を開催する運びとなりました。

こうした中で開催する今年2019年の定期演奏会は、読売日本交響楽団をお招きし、小林先生と共に満を持してオルフ「カルミナ・ブラーナ」に取り組みます。
映画やCMで人気を博し、独特な旋律とリズムが印象に残る「カルミナ・ブラーナ」ですが、根底に流れるのは怒りや恋愛、酒や性など、ストレートな若者の言葉です。武蔵野合唱団では今回、いつも小林先生からいただく“音楽とは歌、歌とは言葉、言葉とは心なんだ!”という教えを胸に、この曲に秘められたドラマを全力で歌いあげたいと考えています。魅力的な共演者と共にお届けする、令和最初の演奏会。どうぞご期待ください。

最後に、武蔵野合唱団の活動の原動力になっているのは決して特別なものではありません。団員1人1人が持っているのは「人」が好き、「歌」が好き、という思い、そしてそれを形にしたい、という情熱です。それはきっと誰もがもっているものです。
私達の団にはオーディションはありませんが、常に演奏レベルの向上を目指し切磋琢磨しています。
そして、「練習の終わり5分に駆けつけた人に拍手をしよう!」を合言葉に、今日も自分と仲間の夢を育てます。
本当の夢と言うのは、限りなく自分の手で創るもの、そして掴むものだと思いませんか?毎週吉祥寺界隈で、切磋琢磨し、酒を酌み交わし、明日の夢を語り合っています。是非一緒に、今度はあなたの夢を形にしましょう。次の主役は、あなたです。

プロフィール

 

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