ごあいさつ
武蔵野合唱団のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
武蔵野合唱団は戦後復興期の1955年、武蔵野市緑町の自治会サークルとして発足し、2025年には創立70周年を迎える合唱団です。
2020年以降、新型コロナウイルス流行の影響により私たちの活動も多大なる影響を受け、一時は全く練習ができない時期もありましたが、いつかまた歌える日が来ることを信じ、音楽の喜びを失わないよう活動を継続してきました。
2022年には50年超に亘りご指導をいただいている小林研一郎先生指揮のもと特別演奏会を実施し、モーツァルト「レクイエム」、髙田三郎「水のいのち」を演奏しました。2023年には松井慶太先生指揮のもと、長年に亘り歌い継いできた三木稔「レクイエム」と初挑戦となるラター「マニフィカート」を第53回定期演奏会として開催し、成功裡に終えることができました。
そして2024年8月、ようやくオーケストラとともに創りあげる演奏会として第54回定期演奏会を開催します。華々しくゴージャスな歴史スペクタクル大曲、ウォルトン「ベルシャザールの饗宴」と新しい挑戦となるオペラ「タンホイザー」からの抜粋曲を演奏します。
武蔵野合唱団の歴史を振り返ると、柱となる3つの活動があります。
① よりスケールの大きな音楽を目指す。
一合唱団に留まらず国内外のオーケストラと共演し、活動の幅を広げるべく国内外への演奏旅行を度々行ってきました。特に計4回行ったハンガリー演奏旅行や、2014年に開催したスイス・ロマンド管弦楽団を招聘しての定期演奏会は特筆される演奏会です。
② 若い音楽家をフィーチャーする。
今後活躍が期待される指揮者、ソリスト、ピアニストとの共演や、作曲家への委嘱を通して、これから世に羽ばたいていっていただく、きっかけ作りをしてきました。現在ご指導いただいている山田和樹先生や松井慶太先生も、こうした活動の中から縁が生まれました。
③ 団内で音楽家を育て、世に輩出する。
合唱団員として入団した団員の中から、ソリスト・ピアニストとして成長し、次代を担う音楽家が育ってきました。中には活動の拠点を海外へと移し、ご活躍されている先生もいらっしゃいます。
武蔵野合唱団の活動の原動力になっているのは決して特別なものではありません。団員1人1人が持っているのは「人」が好き、「歌」が好きという思い、そしてそれを形にしたいという情熱です。仲間とともに歩む中で音楽の喜びを嚙み締め、たくさんの夢を語り、その夢をこれからも実現させていきます。
武蔵野合唱団では長年にわたり、新しい仲間を迎え、共に音楽を奏でる喜びを分かち合ってきました。そしてこれからも、多くの出会いを求め、更なる飛躍へ向けて進んでいきます。
私たちは共に音楽の喜びを共有する新しい仲間を待っています。
あなたも、武蔵野合唱団の扉をたたいてみませんか?