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ごあいさつ

武蔵野合唱団のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

武蔵野合唱団は戦後復興期の1955年、武蔵野市緑町の自治会サークルとして発足し、2025年には創立70周年を迎える合唱団です。

2020年以降、新型コロナウイルス流行の影響により私たちの活動も多大なる影響を受け、一時は全く練習ができない時期もありました。歌い、飲み、語らうこと。団を培ってきたそのどれもが制限を受けましたが、いつかまた歌える日が来ることを信じ、音楽の喜びを失わないよう活動を継続してきました。

2022年に入り、ようやく明るいニュースをお届けできることとなりました。今年の秋には約3年振りとなる自主公演の演奏会を開催致します。指揮には長きに亘りご指導いただいている小林研一郎先生をお迎えします。コロナ禍でアンサンブルができない時期は、自分たちにとっての歌うことの意味や音楽との向き合い方について考える時間となりました。「コロナ禍でも歌の喜びを忘れてはならない。自分で歌う場をつくらないといけない。」とご指導くださった小林先生と、活動が制限されてきた中でも歌うことへの情熱を紡いできた私たちが、この秋の演奏会で新たなスタートを切ります。

武蔵野合唱団の歴史を振り返ると、柱となる3つの活動があります。
① よりスケールの大きな音楽を目指す。
一合唱団に留まらず国内外のオーケストラと共演し、活動の幅を広げるべく国内外への演奏旅行を度々行ってきました。特に計4回行ったハンガリー演奏旅行や、2014年に開催したスイス・ロマンド管弦楽団を招聘しての定期演奏会は特筆される演奏会です。ハンガリーへは2020年5月に第5回目となる演奏旅行を予定していましたが、新型コロナウイルス蔓延により、残念ながら延期となりました。
② 若い音楽家をフィーチャーする。
今後活躍が期待される指揮者、ソリスト、ピアニストとの共演や、作曲家への委嘱を通して、これから世に羽ばたいていっていただく、きっかけ作りをしてきました。現在ご指導いただいている山田和樹先生や松井慶太先生も、こうした活動の中から縁が生まれました。
③ 団内で音楽家を育て、世に輩出する。
合唱団員として入団した団員の中から、ソリスト・ピアニストとして成長し、次代を担う音楽家が育ってきました。中には活動の拠点を海外へと移し、ご活躍されている先生もいらっしゃいます。

武蔵野合唱団の活動の原動力になっているのは決して特別なものではありません。団員1人1人が持っているのは「人」が好き、「歌」が好きという思い、そしてそれを形にしたいという情熱です。仲間とともに歩む中で音楽の喜びを嚙み締め、たくさんの夢を語り、その夢をこれからも実現させていきます。

武蔵野合唱団では新しい仲間を待っています。

あなたも、武蔵野合唱団の扉をたたいてみませんか?

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