武蔵野合唱団創立60周年記念演奏会 MUSASHINO MUSIC FESTIVAL
MUSASHINO MUSIC FESTIVAL
2015年7月11日(土) 東京芸術劇場コンサートホール
武蔵野合唱団創立60周年記念「MUSASHINO MUSIC FESTIVAL」は、鬱陶しい梅雨を一掃するような夏空の下、お陰様で、ほぼ満場の聴衆の皆さまの喝采と拍手のうちに終演致しました。 天から降り注ぐかのような「ブラボー!」「ブラボー!」の掛け声に、団員一同、感謝致します。
第一ステージの合唱組曲「縄文」での山田和樹先生の熱のこもった渾身の指揮には、合唱団員のみならず、会場全体が惹き込まれ、演奏が終わった瞬間の静寂は、胸に迫るものを感じました。
第二ステージでは、武蔵野合唱団の演奏会において、ソリストとしてお迎えしたり、合唱指導を戴いた先生方の珠玉の演奏をお楽しみ頂きました。
第三ステージでは、武蔵野合唱団の60年の歴史の中から、冨澤裕作曲「Agnus Dei」、ブルックナー作曲「ミサ曲第3番」、ハイドン作曲「天地創造」の3曲の各抜粋を、当合唱団ゆかりの指揮者の先生方により、演奏致しました。
アンコール曲のヴェルディ作曲「行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って」は、バビロニアの虜囚たちの切なる望郷の思いを歌った曲ですが、聴衆の皆さまの心に、私たち合唱団員の感謝の気持ちを重ね合わせて、お届けすることが出来ましたら、幸いです。
終演後のレセプション・パーティーでは、各指揮者、ソリストの先生方を囲み、なごやかなムードの中、先生方からは、武蔵野合唱団とのご縁にまつわるお話などのスピーチを戴き、盛大な三本締めにて、お開きとなりました。
今回の演奏会は、オーケストラとの共演ではなく、ピアノ伴奏という、いわば直球勝負の演奏会でした。お陰様で、一つの大きな到達点に辿り着くことができましたが、今後も更なる高みを目指して、団員一同、切磋琢磨に励んで参ります。
今回の演奏会を受けて、弊団を作り上げてきたベテランの団員、今後10年・20年後に中核となるであろう若手の団員の声をご紹介いたします。